CCFL管 リカリング 取付

レガシィツーリングワゴンに引き続き、インプレッサにも
イカリングを取付けてしまいました
インプレッサでも。。。やはり。。。
カッコイイ。。。
レガシィに続く、取付挑戦2度目と言えども悪戦苦闘!!!

さて、ここからはヘッドライトを解体します

ここからの作業は、超イライラしてきます
大胆さと慎重さを加味しての作業となります
失敗を気にしては前には進めません
写真撮っていない箇所があるのは、もちろん
イライラが原因です (>_<)
今回のイカリングCCFL管は、可能な限り径が大きいのを
選びました
今回は外径115mmを取付けます
ただしヘッドライト部に多少の切削が必要です
又 今回のイカリング本体は、カバー付を購入しました
イカリングは、蛍光灯みたいな仕組みなので
インバータ(高電圧装置)が必要です
左側線が、電源側  右側にイカリングを接続します
イカリング側に2個ありますが、ヘッドライト1ケ所に
1組 (イカリング1個 とインバータ1個) なので
2個のうち1個は切断してビニールテープで被覆します
まずは、点灯試験です(2日間位)

組込んでから、2日−3日で点灯しなくなったという
事がないようにします
CCFL管(イカリング)は、ほとんど中国製なので
必ず試験する事をお勧めします
しまりす堂さんで販売しているACアダプター
使用すれば、家庭用電源で簡単に点灯させる事が
出来ます
100V電源を12V電源に変圧する事が出来ます
それでは、ヘッドライトを分解していきます
 STIIヘッドライトは、HID仕様です
まず赤丸の部分を外して、ライトを全て取り外します
とにかく慎重な作業が必要です
決して、ライトガラス自体には触れてはいけません
手の油によって、ライトが切れやすくなります
必ず軍手着用作業です
はずしたら ライト自体をひっくり返します
3ケ所の止めネジを外して、ステーを取外します

ここまでの作業までは比較的にスムーズに出来ます

またここからが、俗にいう「殻割り作業」となります
ライトやステーを外した状態として、今度は接着剤で
圧着している部分を剥がすわけです
インプレッサは、レガシィよりもかなり硬い接着剤で
圧着しているみたいです
こんなに硬い接着した部分が、2つに割れるのか?という
大きな疑問が出てきますが、まずは手作りの箱と
ドライヤーを使用して、本体がかなり熱くなるまで
(約20分位)温めます
そして、大きなマイナスドライバーなど(2本−3本必要)で
慎重にゆっくりと本体を割っていきます。
私が一番、大汗(^-^; が出た工程です。
度胸と慎重さと力が、必要となります。
私が使用した工具は、これです ⇒

少し隙間が開くと徐々に開く事が出来てきます
2つに割った状態です

この時に「ベトベトしたシール剤」が付いたままですが
組込む時にそのまま使用しますので、剥ぎ取らなくても
大丈夫です
(簡単には、剥ぎ取れないですよ)
この部品は、スバル純正で、ブチルシールという部品で
販売していますが、高価なので市販のコーキング剤
組込む時に使用します
今回のイカリングは、外径115mm
リング奥に装着出来ますが、下側を削らないと
イカリングが装着出来ないので下側を削りました
ベルトサンダーがないので、ドリルで穴を開けながら
地道に削っていきました
見栄えは悪いですが、 ほとんど気にならない箇所です
のでこれでOKです
裏から見た図です
仕上げが汚いですが、私の工具ではこれが限界です
イカリングの固定は、レガシィ同様に極細ステンレス線
3ケ所
で固定しました
ここからの組立写真はないですが、
ヘッドライトを元通りにするには、はずした時と同じように
ドライヤーでかなり熱くしてコーキング剤を追加して
合体しましょう!!

私は、この時にそのまま、組んだために防水不備のため
後日、ライト内部が水没してしまいました

ですから、後にもう一度、殻割しました(>_<) 


ヘッドライト部には、水滴が発生しないように
配線取出部にも完全防水します(防水コーキング)
今回もインバーター部は、ライト外部に取付装着しました
このインバーターの故障が多いので、簡単に交換
出来るようにしておきます
ヘッドライト改造が無事に終了して、次に配線を
室内に取込む作業をします

レガシィに付いていたキットを使用して、手動でOFF可能
ポジション時にもON・OFF出来る切替スイッチを配線し
室内に通します
ところがインプレッサは、配線を室内に通す穴が
かなり厳しい場所にあります
インタークーラーが邪魔をして手が入る隙間が
ありません
配線を通す場所は、判ったのですが、どうやってこの
硬いゴム栓に穴を開けて配線を通そうかと色々と悩み
ました
とにかく、手が入らない、力が入らない状態の場所です
そこで思いついたのが硬線という硬い材質で出来た
棒を見つけました
この棒は、曲がりにくいので
突き刺さってからもぐいぐい真っ直ぐに刺さっていきます
先端を鋭利にして、これをゴム栓に グリグリと刺して
ようやくゴム栓に穴を開けることが出来ました

室内運転席の下側から棒が出てきた時には、超感動
でしたよ!!自分でやれば苦労がわかります
無事に配線通しも終了です
室内コントロールスイッチです

スイッチ切替で、ポジション点灯時には、青色表示します
スイッチ切替で、常時点灯時には、白色表示します
リング点灯機能を完全OFFにする事も出来ます
室内にて3通りの点灯が可能です
綺麗に奥までCCFL管を取り付ける事が出来ました
リング下側の場所を削っています
やはり115mmにして大正解です
点灯確認・・・

完璧です・・・  綺麗です・・・
昼でも夜でもとても目立ちます
大変満足したのですが、この後、雨で片方のライトが
水没してしまいました (HID点灯不良)
殻割組立時の密着不足及びコーキング不足でした


HIDライトが点灯しなくなり、もしライトユニット交換したら、
6万円以上の出費となりますので
もう一度解体して、再度、必至に修理しました
ヘッドライトを車体から外して、揺すってみると
コップ1杯以上の水が出てきましたよ (+_+)
ポタポタと私の膝の上に・・・

復帰するか判らないまま、原因を調べていくと 
HIDイグナイター部が、一番下部に取付けてあって
その中に水が充満していました

HIDイグナイターは修理不可能・そして特殊ネジが使用
してあったため分解不能な部品と見てすぐにわかりました


 今回使用したコーキング剤
取出したHIDインバータ
この中に水が充満していました
解体が出来ない部品ですのであきらめたのですが 
とにかく乾かしてみようと思い、小さいカプラー接続穴から 
ドライヤーで一生懸命、温風を送って水滴を飛ばしました
完全に乾くまで、必至でしたよ
そして点灯試験してみたら、奇跡のように点灯したんですよ
奇跡ですよ・・・ありえない奇跡です

その後、再度、コーキング作業もやり直し、現在まで
何事も無かったように点灯し続けています